SACD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』、他 ヤンソンス&コンセルトヘボウ管弦楽団(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RCO06001
組み枚数
:
2
レーベル
:
Rco
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ヤンソンス&コンセルトヘボウによる
新たな伝統を切り開くマーラーの『悲劇的』
カップリングはヘンツェの新作世界初演&初録音


いま人気実力ともに絶頂のマエストロ、マリス・ヤンソンス。手兵コンセルトへボウ管(RCO)との最新アルバムは、2005-6年シーズンのオープニングを飾ったプログラムであり、彼にとってロンドン交響楽団とのライヴ(2002年)に続く2度目の録音となるマーラー『悲劇的』。
 1903年に作曲者自身の指揮で第3交響曲を演奏したことにさかのぼる、RCOとマーラーとの深いゆかり。この伝統は常任指揮者のメンゲルベルクベイヌムヨッフムハイティンクシャイーと途切れることなく培われ、客演指揮者にも、ワルタークレンペラーショルティクーベリックコンドラシンバーンスタインなどを得てさらなる深まりを見せ、マーラー作品はすっかりコンセルトヘボウ管弦楽団の看板レパートリーとなっています。
 こうしたオケの背景を踏まえての新たなるヤンソンスの『悲劇的』。2005年前半を通じてルツェルン、ザルツブルク、ベルリンそしてプロムスと、本拠地でのライヴ録音に先立って行われ、大成功を収めた同一演目によるヨーロッパ・コンサート・ツアーを終えたのちに臨んだもので、まさに集大成、万全の出来栄えといって差し支えないでしょう。
 ロンドン交響楽団の時と同じく第2楽章に置いたアンダンテ。ビロードに喩えられる弦がしびれるように酔わせ、うねるように楽想が紡がれてゆきます。そしてカウベルが高らかに鳴るヤマ場、なんという輝かしく豊かな響き!オケの煌きも最高潮を迎えます。さらにこことは劇的なコントラストを形づくる両端楽章の緊張感と迫力も圧倒的。ただ、それでも独特のエレガントな美しさは決して失われないところがRCOの何よりの魅力でしょう。

 カップリング『夢の中のセバスチャン』は、べイヌム財団、チューリヒ・トーンハレ管、ニューヨーク・フィルそしてRCOとによる共同委嘱作品で、昨年12月世界初演時の録音になります。演奏時間15分ほどのヘンツェの新作は、初期作品『アポロとヒュアキントゥス』(1948/49)からほぼ半世紀を経て、ザルツブルクの表現主義詩人ゲオルク・トラクルの芸術に立ち返り、その同名の詩にもとづいて書かれたもの。
 作曲者によれば、『2003年に滞在したザルツブルク周辺の田園の、また子供時代の空想や霊安室の、それは衰え・人生の秋の夢想・神のお迎え・夕闇といった《夜》のイメージを扱ったメランコリックな内容』。やはり死を強く感じさせるマーラー風のメロディが時おり突然聞こえたりするのも、死のムードが充満する詩作にインスパイアされた楽曲だからこその不思議な符合なのかも知れません。豊潤な響きを誇るオケを率いるヤンソンスの指揮も素晴らしく、ヘンツェ特有の多彩で官能的な音の世界に誘ってくれます。
 2006年夏のさまざまな音楽祭で、初演者の当コンビによって再演されることが決まっています。

【収録情報】
マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』[82:56]
CD-1
 第1楽章 Allegro energico, ma non troppo [23:43]
 第2楽章 Andante moderato [15:34]
 第3楽章 Scherzo: Wuchtig [13:07]

CD-2
 第4楽章 Finale: Allegretto moderato [30:32]

ヘンツェ:『夢の中のセバスチャン』[13:43]
(2003/04作曲、世界初録音)
 第1曲[4:45]
 第2曲[6:19]
 第3曲[2:39]

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:
  2005年8月22日,9月7&8日(マーラー)
  2005年12月22&23日(ヘンツェ)
 録音場所:
  アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
 スタッフ:
  プロデューサー&エンジニア:エヴァレット・ポーター
  アシスタント・エンジニア:ロジェ・ド・ショット
  アシスタント・エンジニア:ティーメン・ブーレンス
 使用機材:
  マイクロフォン:DPA4006、ノイマン、シェップス
  編集:ピラミックス・ヴァーチャル・ステュディオ、他
  モニター:B&Wノーティラス

Hybrid Multichannel SACD , DSD 5.0 / Stereo

演奏時間は実測値

収録曲   

ディスク   1

マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』[82:47]

  • 01. 第1楽章 Allegro energico, ma non troppo [23:45]
  • 02. 第2楽章 Andante moderato [15:35]
  • 03. 第3楽章 Scherzo: Wuchtig [13:15]

ディスク   2

  • 01. 第4楽章 Finale: Allegretto moderato [31:12]

ヘンツェ:『夢の中のセバスチャン』[14:22]

  • 02. 第1曲 = circa 80 [4:45]
  • 03. 第2曲 Ruhig fliessend [6:19]
  • 04. 第3曲 = 66 [3:18]

総合評価

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ヤンソンス=RCOによるマーラーは絶美だ 第...

投稿日:2018/08/23 (木)

ヤンソンス=RCOによるマーラーは絶美だ 第6交響曲も例外ではない ただ聴取環境の整わない所では その美質を感得することは難しい 楽曲そのものが大編成オーケストラを要し デュナーミクは極めて広いレンジを求めている 録音再生の困難は目に見えている だからSACDである これは厖大な音量を再現するためというよりもより微細な音に命を通わすためだ 全体の音響設計をニュートラルにバランスをとると弱音のソロやマストーンの中に埋没してしまうモチーフがある マーラー自身も作曲当時この問題と格闘していたとアルマが伝えている このDiscの演奏から識れたことは”悲劇的”交響曲が存外弱音部の多い曲だということ ヤンソンス盤の製作方針は的を射たものかも知れない 兎も角スペクタキュラードラマにしなかったヤンソンスはマーラーの声の真実に触れたことは間違いない この指揮者とオーケストラの仕事が続くことを今は願う あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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6番は彼らのマーラーの中では比較的ましだ...

投稿日:2011/12/25 (日)

6番は彼らのマーラーの中では比較的ましだが、あえてこのディスクを選ぶ必然性を見いだせない。ジンマンとかのほうがよいと思う。

ロマン派 さん | 新潟県 | 不明

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ヘンツェの初演が聴ける! この為にこのCD...

投稿日:2008/09/10 (水)

ヘンツェの初演が聴ける! この為にこのCDを買ってる人もいるのをお忘れなく(笑)!

AG さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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